やっぱり今、結婚式を挙げたい。カップルの希望を叶える今注目の新サ-ビス【#2100年もふたりを祝う瞬間を】

2020年8月に実施した調査によると、2020年3月以降に予定されていた結婚式は「中止」が9.3%、「延期」が50.4%となり、新型コロナウイルス感染症の流行は、多くの結婚式に影響を与えたことがデータからも明らかになりました。

2020年8月実施ウエディングパーク会員向けアンケート

 

一昨年2019年は、新元号「令和」への改元があり、「元年婚」のニュースが多く報道された年。2020年に結婚式を予定されていたカップルのなかには、2019年に入籍を済ませ、いよいよ結婚式をしよう!と計画していた方々もいらっしゃったようです。

近年の結婚式は、必ずしも入籍と同時に実施されるわけではなくなってきていますが、結婚するおふたりが「結婚を機に、家族やご友人に感謝の気持ちを伝え、おもてなしする場」として位置付けられることが多く、さらには、結婚式の時期がその後のライフプランにもかかわってくることから、実施のタイミングを重視するカップルは少なくありません。

そんな状況となった2020年。安心・安全を確保しながら、これまでと変わらない感動が体験できる結婚式の実現を目指し、各ウエディング企業からは、ニューノーマルな新サービスが次々と開発・リリースされました。

新しい結婚式ニーズに応える、ニューノーマルなウエディングサ-ビス

■飛沫感染防止と装飾としての美しさを両立。デザイン性の高い婚礼用オリジナルパーテーション【IWAI OMOTESANDO(株式会社CRAZY)】

新型コロナウイルス流行後、様々な場所で、飛沫防止のアクリルパネルやビニールシートなどが設置されるようになりました。

婚礼専用にオリジナルで、芸術品のようなパーテーションを開発したのが、東京都港区にある結婚式場「IWAI OMOTESANDO」です。
こちらのオリジナルパーテーションは、デザイナー・板坂 諭氏によるデザイン。開発前、結婚式を実施する際にパーテーションの使用を検討しながらも、「パーテーションの使用は、安心安全ではあるものの、お祝いや感謝の気持ちを伝え合う瞬間を視覚的に壁として遮ってしまうのではないか」という懸念を持っていたという同会場。そんな懸念を払拭すべく、すべての角をとって視覚的な緊張感を和らげたり、3種類のサイズの組み合わせでそれぞれのゲストの口元の位置に合わせたりなど、婚礼専用ならではの機能的な工夫が重ねられ、飛沫感染リスクを減らしながら、❝お祝いの場をさらに美しく快適にする装飾❞となっています。

 

《IWAI OMOTESANDO「婚礼用オリジナルパーテーション」はこちらから》
https://www.crazy.co.jp/news/iwai

 

■家族との絆に焦点を当てた新しい挙式スタイル「親誓式(しんせいしき)」【株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ】

2020年以降の結婚式は、これまでと比べて少人数規模での実施が多い傾向で、ご家族・ご親族だけでの結婚式を予定されているカップルも増えています。

そんな今注目なのが、結婚の誓いを家族に立てる「親誓式(しんせいしき)」という結婚式スタイル。全国でウエディングプロデュースを手掛ける株式会社テイクアンドギヴ・ニーズがオリジナルでスタートした新しい挙式のカタチです。

ウエディングパークの調査によると、今最も人気のある結婚式スタイルは「キリスト教式」ですが、ここ数年、参列ゲストに誓いを立てる「人前式」の人気が年々上がってきています。
「親誓式」は、参列ゲストのなかでも特に❝家族❞にスポットがあてられており、挙式前に家族水入らずの時間を過ごす「ファミリーミート」、挙式での親御様からの誓いの言葉をもらい結婚するおふたりも誓い合う「ミライへの約束」をはじめ、一連の挙式の流れで❝家族の絆を感じる❞ことに焦点をあてられているのが特徴。
結婚によって「新しい家族」が誕生していくことを、より実感できそうなセレモニーです。

 

 

 

■式場参列でも、オンライン参列でも。参列方法を自由に選べ、なおかつ会場自慢の料理を楽しめる新しい披露宴のカタチ【株式会社八芳園】

各方面でオンライン技術活用が急速に進んだ2020年、ウエディング業界でもオンライン式場見学、結婚式のLIVE配信など、オンライン技術が活用されるシーンが少しずつ増えてきました。

そんななか、創業1943年の歴史ある結婚式場・八芳園(東京都港区)で新たに開発されたのが、会場参列だけでもオンラインLIVE参列だけでもない、第3の参列スタイル「リビングルームウエディング」です。

遠方にお住まいであったり、外出が難しいご事情があったりで式場で参列することが叶わないゲストにはオンライン参列を選択いただき、事前に八芳園自慢の料理の一部を配送。当日は式の進行に合わせてシェフからオンラインで料理の支度をサポートしてもらえます。

結婚式において「料理」は非常に重要な要素。場所は離れていてもみんなと同じお料理を食べ、時間を共にすることができるのは結婚式らしい嬉しいサービスです。

 

《八芳園「リビングルームウエディング」はこちらから》
https://www.happo-en.com/livingroom_wedding/

 

■披露宴アイテムのNewトレンド!QRコード読み取り型のドリンクメニュー&フェイスシールド【Dears Wedding(株式会社ディアーズ・ブレイン)】

最近の結婚式は、ゲストに感謝の気持ちを伝えるために「おもてなし」の要素を大切にする傾向が強く、料理の味や内容にこだわるカップルが非常に多い印象です。そんなこだわりのお料理を、ゲストに安心して楽しんでもらいたい。

そんな要望に応えて、Dears Weddingが披露宴での提供を開始したのが、QRコード読み取り型のドリンクメニューとオリジナルのフェイスシールドです。

従来の紙のドリンクメニューは、同じテーブルのゲスト同士がひとつを共有するケースもよく見かけましたが、QRコード型は、ゲストが自分のスマートフォンでQRコードを読み取り、メニューを表示するスタイル。これなら他のゲストに気兼ねなく、ゆっくりとメニューを選ぶこともでき、今後も定番になりそうなアイテムです。

透明なフェイスシールドは、マスクをはずして食事をしている最中にさっと使えて便利な飛沫対策グッズ。

お祝いの席にぴったりのエレガントでおしゃれなデザインが、テーブルを華やかにしてくれる効果も。また、はずしたマスクは、フェイスシールドとセットになっているマスクケースに入れて。

 

■親族紹介タイムの省時間化、接触回避…。今だからこその結婚式ニーズに合わせた人気のペーパーアイテム【マイプリント株式会社】

結婚式当日の演出グッズとして欠かせないペーパーアイテム。ウエディングシーンでのペーパーアイテム商品を数多く取り扱うマイプリント社によると、ペーパーアイテムにも今だからこそのニーズ変化が出てきているようです。

まずは席札。席札はもともと、披露宴・パーティの際にゲストのお席をご案内するためのアイテムですが、この役割に贈り物の要素が加わった「席札ギフト」が最近人気を集めているのだとか。結婚式のお見送り時にゲストに手渡されていたプチギフトを、接触せずにお渡しする方法としても、この「席札ギフト」が選ばれる理由になっています。

 

次に注目なのが「ファミリーブック」。結婚するおふたりのほか、両家の親族の名前・プロフィールを記載することができる冊子タイプのペーパーアイテムです。

結婚式は、両家の二親等以上のご親族がはじめて顔を合わせる場ともなりえる機会。
挙式前に口頭での「親族紹介タイム」が設けられるケースも多いですが、その際、ファミリーブックがあることで口頭での紹介を短縮できたり、披露宴中のコミュニケーションをとりやすくしたりと、役立つシーンが複数ありそうです。

 

■婚礼シーンにも合う上品なデザインが魅力の「ウエディングマスク」【アニクリギフトストア(株式会社エスクリ)】

「新しい生活様式」の実践例として、日常的に広く定着したマスクの着用。

「結婚式までの準備期間も安心して楽しんでいただきたい」との願いからウエディングマスクを作ったのは全国でホテル・レストラン・ゲストハウス・専門式場と複数のスタイルの結婚式場を運営する株式会社エスクリ。ドレスブランド「プリマカーラ」を内製化している強みを活かしウエディングドレスのような柔らかいレース素材のマスク、上品なリネンのヘリンボーン柄のマスクなど、婚礼衣装を基にした素材で製作されています。

 

もともとエスクリが運営する会場へ来館したカップル向けのプレゼント商品だったこのウエディングマスク、好評につき現在はエスクリが運営するECサイト「アニクリギフトストア」で、どなたでも購入することが可能です。

 

《エスクリ「アニクリギフトストア」はこちらから》
https://www.welci.jp/anicrit/products/detail.php?product_id=115040

 

 

■自宅にいながらウエディングドレス選びの相談ができるオンラインコンシェルジュサービス【株式会社ユミカツラインターナショナル】

結婚式準備のなかでも楽しみにされている方が多い、ウエディングドレス選び。
ウエディングドレス選びは、体形やパートナーとのバランス、式場の雰囲気など、普段のお洋服選びとは異なるチェックポイントがあるため「まずはドレスショップに行って選び方から教えてもらった」という先輩カップルも多いようです。

しかし外出は必要最低限にしたいとお考えの方も多い昨今。そこでデザイナー・桂由美氏のブランド「Yumi Katsura」では、自宅にいながらウエディングドレスアドバイザーと打ち合わせができる「オンラインコンシェルジュサービス」をスタートしました。

 

約30分という気軽な時間でウエディングドレス選びの気になることを質問したり、カウンセリングしてもらったり、運命の一着との出会いをサポートしてもらえます。

「意外と自分では、似合うデザインがわからない」という声も多いウエディングドレス選び。プロに、気軽に質問できるのは心強いですね。

《「Yumi Katsuraオンラインコンシェルジュサービス」はこちらから》
https://www.yumikatsura.com/onlinereservation

■飲食・サービス業ならではの徹底した衛生管理状況をオリジナルアイコンでわかりやすく発信【株式会社ひらまつ】

結婚式を実施するにあたっては、参列してくださるゲストの方々にも感染症対策の面で安心していただきたい…そんなカップルの要望に応えるための工夫をしているのが、
「リストランテASO(東京・代官山)」などを運営する株式会社ひらまつ。

「衛生管理」「ソーシャルディスタンス」「換気」の3つの視点から独自の安全基準「Hiramatsuスタンダード」を策定し、お客様をお迎えする環境やスタッフの皆さんの行動などを細かく定めています。その数なんとホテル・レストラン・ブライダル合わせて約40種。

さらにはその安全基準をホームページやプレスリリースなどで発信。業界を問わず利用できるよう無償提供もされています。関係者内だけでなく、結婚式を企画するおふたりだけでもなく、広く一般公開されているので、ご親族やご友人などにも簡単に情報提供でき、オリジナルアイコン(ピクトグラム)の形式で、視覚的にわかりやすいのも注目ポイントです。

《「Hiramatsuスタンダード」はこちらから》
https://www.hiramatsu.co.jp/standard/#bridal

■コロナ禍の結婚式におけるリアルな感染症対策をオリジナル動画で発信【ワタベウェディング株式会社】

2020年12月に実施した調査 によると、結婚式場探し中の方の約30%が、そして式場決定済の方の約40%が、今、結婚式を実施する上で「感染症対策」を重視しています。

「結婚式場の感染症対策って、どんなことをしているんだろう?」「参列者はどうしてるの?」…そんなカップルたちの不安を解消するために、結婚式の現場で行われている感染症対策のリアルな情報を動画でわかりやすく発信しているのが、ワタベウェディングです。

沖縄やハワイなど、国内外の人気スポットでリゾートウエディング(以下、リゾ婚)を数多く手掛ける同社は、新型コロナウイルスに配慮し設けた新基準「安心への5つの約束 」に則った新しいリゾ婚のスタイルをオリジナルの動画で紹介。海と青空が美しい、憧れのリゾートウエディングのシーンとともに、ゲストが入る前の挙式・披露宴会場の消毒の様子、結婚式当日のゲスト向けの感染症対策、ソーシャルディスタンスの取り方や換気の仕方など、気になるポイントが3分ほどにまとめられており、具体的に結婚式を挙げるイメージが膨らみます。

 

 

Wedding Park 2100は、みなさんの結婚式への思いを応援します!

本記事でご紹介した企業以外にも、今、全国の結婚式場の多くが、結婚式場業における「新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン(公益社団法人日本ブライダル文化振興協会策定)」にのっとり、消毒液の設置や検温など、基本的な感染症対策を行っていますし、新たなサービスの企画・提供も日々行われています。

2020年12月にウエディングパーク実施した調査では、緊急事態宣言が発令された4月~5月に結婚式の実施が落ち込みましたが、6月から少しずつ結婚式の実施が回復してきているという結果がでています。「結婚式を挙げたい!」とお考えの皆さんは、諦めず、ぜひ式場探しをされてみてくださいね。

Wedding Park 2100プロジェクトは、皆さんの結婚式への思いを全力で応援しています!

2020年11~12月実施ウエディングパーク会員向けアンケート

 

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2021年3月21日をもちまして、「Wedding Park 2100 ミライケッコンシキ構想」のリアルイベントは終了いたしました。現在、イベント会場のバーチャルツアー&音声ガイド、体験リポート動画など、オンラインでイベントをお楽しみいただけます。ぜひご覧ください。

【オンライン開催】イベント会場のバーチャルツアー&音声ガイド、体験リポート動画を公開中!


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